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変わっていく生活様式とお墓じまい

コラム

盆と正月は実家に親族みんなで集まる、とか、定期的なお墓参りを、ということがなかなかできなくなってきている現代人。
家族の絆が薄れつつあるとか、宗教観の変化などが原因と言う人も多くいますが、本当の原因は違うところにあるのではないでしょうか。


元々、私たちの生活は生まれた地場で育って、親の家業を継いでいくというのが当たり前でした。
特に長男が親の家業を継ぐべきとされていた時代であれば、実家も同じエリアから動かず世代交代していきますので、お墓を守り続けることができたのです。
ですが、社会が大きく変化して都市部に仕事が集中。その結果、地元を離れる人が急速に増えていきました。

毎日通勤電車に揺られ、遅くまで残業をして心身共に疲れ切るまで働いているみなさん。
休みの日にどこも出かけずにのんびりしたいというのは当たり前のことなのではないかと思います。
現代人が冷たいということではなく、生活様式の変化とその疲れが一番の原因なのではないでしょうか?


なかなかいけない状態だからといって、お世話になった祖父母やご両親を忘れているというわけではないはず。
お墓参りに行けなくて申し訳ないと思っているのではないでしょうか?


お墓が近くにあったら定期的に行けるのに


そんな方達のためにお墓の引っ越しができるというのはご存じでしょうか?
新しいお墓を作るというのは容易にイメージできるかと思いますが、今あるお墓をどうしたらよいのかがわからないという方が多いかと思います。

『お墓じまい』
この言葉、聞いたことはありませんか?
墓石を撤去し、墓所を更地にして使用権を返還することを、“お墓じまい”といいます。
今あるお墓を、“お墓じまい”して、新しいところに移す、これがお墓の引っ越し(改葬)です。

でもお墓じまい、勝手にやってしまうことはできません。
お墓に納められているご遺骨を勝手に撮り(取り)だして(出して)別の場所に持っていったり、廃棄することは法律に触れることになるからです。

墓地管理者に改葬の意思を伝えて、新しい納骨先を決める。
そして改葬許可証を取得し、墓石の閉眼供養(魂抜き)を行った上でご遺骨を撮り(取り)だして、墓石の撤去・解体工事を行います。
以前のお墓は使用権を返還し、新しい納骨先にご遺骨を納める。

この流れが必要になります。


 うわ、、、大変そう。。。


と思われた方がほとんどではないでしょうか?
お墓じまい・改葬は頻繁に行うものではありませんので、慣れている方という方が逆に珍しいはず。
お寺側とどのように話をしたらいいのかと迷われる方も多いかと思います。

でもご安心ください。
私たち徳禅庵では、みなさまのお墓じまいのサポートから行います。
墓じまいがスムーズに行えるよう、信頼できる墓じまいのプロフェッショナルをご紹介します。

また、私たちのサービスでは、徳禅庵がご紹介する寺院の間で、お墓のお引っ越しである“改葬”を何度でも行うことができる“転葬”が可能なんです。

現代の方達は仕事の範囲がどんどん広がり、日本中を転勤していく方も少なくありません。
北海道から東京へ、大阪へと転勤された方は北海道のお寺にはなかなかお墓参りに行くことができませんが、あなたと一緒にお墓もお引っ越しができるとしたらいかがでしょうか?

あなたを見守る大切なご先祖様と常に共に。

生活様式が一変した現在にあったお墓の、そしてご先祖様の供養の形を私たち、徳禅庵は提案しております。

提携寺院のお墓は納骨堂型式ですので室内で冷暖房完備。
お墓の掃除も必要ありません。

現在、大阪、京都、神戸の3都市で展開しておりますが、東京23区や札幌、仙台など日本中に提携寺院を広げていきます。


コロナ禍で生活様式が代わり、ニューノーマルという言葉が出てきましたが、私達の納骨堂転送サービスはまさに、“ご先祖様ご供養のニューノーマル”。

是非一度、ご相談くださいませ。