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菩提寺の意味と現在

コラム

菩提寺という言葉を聞いたこともないという方も増えてきています。
菩提寺とは先祖代々のお墓があるお寺のことです。

菩提寺に対して自分達は檀家という関係となり、宗教儀礼に関してはその菩提寺の宗派の作法に則って、菩提寺の運営維持を支えていくという関係になります。
もちろん葬儀や法事をお願いする寺院ということになります。

昔はお寺と私たちとの距離が近かったため、仏事でわからないことはもちろん、そのほかいろいろな相談も住職にしていたという年配の方も多いのではないでしょうか?
時代が変わり、菩提寺という考え方が変わってきました。

20世紀に入って移動する時代となった私たち人間社会。
道路も鉄道もさらには飛行機も発達してより遠くへ、より速く移動ができるようになってきたことで生活も変わってきました。
インターネットの普及も社会の構造を激変させる要因となっています。
そのため、菩提寺から遠く離れたところで生活し、そして亡くなるという方が増えています。

では菩提寺を移せばいいのか?というとその子供、さらに孫の代まで同じ場所に止まっているとは限らない、いえ、おそらくそんなことはないだろうという状況です。

人間が移動していく時代に大切な方との絆を維持するため、菩提寺も一緒に移動できるようにならなくてはいけない、と私たちは考えています。

私たち徳禅庵の納骨堂転葬サービスは提携寺院の中で何度でもお引っ越しが可能なサービスです。
通常の納骨堂ですと引っ越しのたびに新規契約となり、またお寺との調整も必要となってきます。
私たちの納骨堂転葬サービスは何度でも引っ越し可能ということで、あなたのお子さん、お孫さん、さらにその先まで常に近くにいることができます。

大切な絆を繋いでいくためにご遺族やその子孫にも負担をかけない形。

ぜひ一度、ご検討いただければと思います。