
ワンちゃんや猫ちゃんのような愛玩動物のお墓というのは皆さんもご存じかと思います。
家族同然で過ごしたかわいいペットの死は誰でも悲しいはず。
でも今は昆虫のためのお墓があるというのはご存じでしょうか?
カブトムシやクワガタなど、男の子の多くが自宅で飼って、そして死を見てきたことかと思います。
私たちの年代は亡くなった昆虫は庭に埋めたり、河原に埋めてあげたりしたものですが、今はマンションで暮らす子が多くなり、自宅で埋葬することができなくなりました。
また、亡骸についている病原菌が原因で地域の生態系を乱す可能性もあるとのこと。
では、可燃ゴミとして捨てる??
大好きだったカブトムシに対してそんなことはできません。
そこで昆虫葬というサービスをはじめた方達がいます。
火葬してしまうと昆虫の場合は何も残らなくなってしまうので、そのまま埋葬し、月に1度、僧侶がちゃんと法要を行っているそうです。
私たちより前の世代は人の死がもっと身近なものだったのだろうと思います。
自宅でおじいちゃん、おばあちゃんが亡くなっていくのを子供の頃に目にしていたはず。
デス・エデュケーション、死を正面から見つめることで命の尊さを感じる。そしてより良い生を求めるようになる。
これが現代の日本には大きく欠落してきていることの1つのように思います。
自殺や虐めの増加はこうしたところに原因があるのかもしれません。
昆虫にも宿っている大切な命。
子供達のデス・エデュケーションの場としてはとても良いことのように思います。
お墓参りも同じこと。
大切にしてくれたおじいちゃん、おばあちゃんが入っているお墓に行くこと。
これもデス・エデュケーション。
お子さんを連れてお墓参りに行っていますか?
引っ越しをしてお墓が遠くなったことでなかなかお墓参りにいけないという方も多いのではないかと思います。
私たち徳禅庵の納骨堂転葬サービスは何度でも引っ越し可能な新しい供養の形。
私たちの子供達、孫、さらに先へと絆は続いていきます。
その大切な絆をいつまでも続かせていくために、お墓のあるべき形を見直すタイミングにきているのではないでしょうか?
みなさまからのお問い合わせ、お待ちしております。