
日本でも終活という言葉がメディアに取り上げられるようになってきていますが、一歩先行くアメリカの終活がなかなかすごい進化をしていますので、紹介をしていきたいと思います。
キーワードは、エイジテック、シニア用AI、メタバース墓、です。
まず最初にエイジテック。
アメリカでは高齢者のIT普及率が高くなっており、19年の調査では70歳以上のスマートフォン保有率がなんと60%超え。
そんなシニア達向けのテクノロジーをエイジテックとしてくくっています。
離れた家族と会話をしたり、エンディングノートをつくったりというのもそんなエイジテックの1つとして発展を続けています。
シニア用AI
シニア用のお話相手、という訳ではありません。
薬の服用時間を教えてくれたり、バイタルサインを計測してデータを送信し健康チェックをしたり、日常の生活を写真やビデオに残すことを手伝ってくれるAIが登場しています。
これ、シニアでなくても欲しいと思いません?
最後にメタバース墓です。
メタバース、これも最近の流行語の1つになっていますが、そもそもメタバースって何かご存じですか?
簡単に説明をすると、現実とは違うコンピュータ上の仮想空間のことです。
人と交流をしたり、一緒に仕事をしたり買い物をしたり。そんな仮想現実を楽しむための空間になんとお墓が登場。
5,000基が初期販売で完売。
5万円だったものが転売で18万円ほどになっています。
そう、メタバース上に霊園ができると言うことは、スマートフォンやPCでお墓参りができるようになるということ。
なんだか少しさみしい気がするのは私だけでしょうか?
世界で進化を続ける終活、そしてお墓事情。
私たち徳禅庵の納骨堂転葬サービスも同じように進化をした日本的な新しいお墓のスタイルです。
日本は家族の絆を大切にします。
その絆の礎がお墓であると私たちは考えます。
大切な故人、さらにそのご先祖様。
連綿と続く絆の中に私たちもいます。
でも時代の変化でお墓を一カ所に固定しにくい状況が増えています。
アメリカのようなメタバース上のお墓というのも1つの考えですが、私たちは現実世界のお墓の進化形を作っています。
ご遺族のみなさま、そしてその子供達の時代にお墓も引っ越しができるようにすることで負担を減らして絆をつないでいく。
そんな新しいスタイルのお墓、検討してみませんか?