お役立ち情報

ついにきた。究極の自然葬

コラム

死んだら土に返る。という言い方をよくしますが、まさにそれ。
アメリカで発表されたコンポスト葬という新しいサービスは、究極の自然葬で、30日かけてご遺体を堆肥にするそうです。

自然葬では海洋散骨、樹木葬、さらには宇宙葬までご紹介してきましたが、これはあくまでもご遺骨の話。
コンポスト葬で土に還れば、そこから植物が育ち、まさに地球と一体化ができるかもしれません。

このコンポスト葬、どんなことをするのかを説明しましょう。
遺体をマメ科植物のウッドチップが敷き詰められた容器内でバクテリアなどの微生物の力で分子レベルに分解し、土へ返還していきます。

コロナ禍で多くの人が死を身近に感じるようになり、葬儀のありかたが変わりつつあります。
火葬は二酸化炭素を大量に排出し、地球環境に優しくない。
でも土葬ではスペースの問題があることと土壌汚染につながると言われており、火葬が進んでいます。

現在、アメリカでの火葬率は56%。
20年後には78%になるだろうと言われています。

死んでまでも地球環境に悪影響を出したくない、そう考える人が少なくありません。
それに対する答えの1つとして登場したコンポスト葬。
3ヶ月で550人の予約が入るという状況で、想定よりも大きな反響となっています。
法整備が整えば、日本にも将来的にコンポスト葬が入ってくる余地はあるのではないかと思います。

堆肥はお一人分のご遺体で85リットルほどになるそうです。
これをご自宅のお庭に活用する。
来春、美しい花が咲き乱れる庭をみて、個人を思い浮かべるというのも素敵だな、と私は思いました。

みなさまはいかがでしょうか?

どんな形であれ、故人とご遺族がつながり続けることが大切だと私たちは考えます。

ご遺族の生活の障害とならず、常に共に。

そのためには引っ越しができるお墓が必要と考えました。

何度でも引っ越し可能な次世代のお墓の形。

徳禅庵の納骨堂転葬サービスをぜひ、ご検討いただければと思います。