
どの宗教に帰依しているかに関係なく、全ての人間が生きているのは偶然ではありません。
自分が生まれてくるためにはご両親が必要ですし、その前には祖父母、さらにその前、その前と辿っていけば先祖がいたからこそ、私たちは存在しているのです。
自分が今生きている、存在しているということは、先祖から脈々と人としての営みが続いてきているのです。
先祖から自分までつながっている絆があって現在がある、それを自覚することがお墓参りの基本です。
今ここに存在していることをありがたいと思い、それをつないでくれた先祖達に自然と手を合わせる。
これは宗教の問題ではなく、人として誰しもが持っている感情のはずです。
お墓参りをしないとバチが当たるという言い方をされた方もいるかと思いますが、それはお墓参りの本質ではありませんし、おそらく何も悪いことは起こらないと思います。
ですが、自分の存在を肯定するために先祖に感謝するということはお墓参りをする人にとってとても大切なことだと私は思います。
人はパンのみにて生きるにあらず
お金を稼いで、ご飯を食べれば生きているといえるでしょうか?
精神的な充足感があってはじめて豊かな人生になるのではないでしょうか。
お仕事が忙しいのもわかります。
でもいったん、その忙しい生活から少しの間だけ離れて、自分が今、ここで生きている意味を考える良い機会ですので、お墓参りに行ってみてはいかがですか?
とはいえ、物理的な距離があるとなかなか難しいというのも事実。
現代人は仕事でいろいろなところに出張をしたり、転勤をしたりします。
お墓と離れてしまえばお墓参りがいくら大切だとわかっていてもなかなか行けません。
そんな現代に生きるみなさまの生活環境に合わせた新しいお墓のスタイルが、私たち徳禅庵の納骨堂転葬サービスです。
ご遺族のみなさまの環境に合わせて何度でも引っ越し可能なお墓。
あなたが今生きている意味を感じ取り、精神的に豊かな気持ちで人生を送れるように。
ご遺族の皆さん、そしてお墓選びをされている方、ぜひご検討くださいませ。