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大事な家族のために。ペットの終活ですることやメリットについて解説

終活
大事な家族のために。ペットの終活ですることやメリットについて解説

犬や猫などペットの終活について、どのくらい理解していますか?

「ペットの終活って必要?」

「どんな準備をするの?」

そんなふうに思われる方も多いのではないでしょうか。大事な家族として後悔のない最期を迎えるためにも、ペットの終活は重要です。本記事では、ペットの終活を始めるタイミングやいざという時の為の備えなどを詳しく解説します。もし、これからご検討されるのであればぜひ参考にしてみてください。

ペットの終活とは?

ペットの終活とは、言葉の通りペットが生きている間に亡くなった後にしなければならないことの準備をしておくことです。

元々、終活といえば人が亡くなる前に、エンディングノートを作成したり、遺産相続や故人の供養の方法などについて遺言書を書いて準備するものとして知られてきました。現在では、ペットも家族の一員として終活をしておくことで、亡くなった後にしなければならないことや、亡くなった悲しみを軽減させるための準備として、行われることが増えてきています。

また、ペットがまだまだ元気だとしても飼い主が先に亡くなることも少なくありません。飼い主が先に亡くなった後に誰がペットと一緒に生活をするのか、どのようにお世話をするのかなどを元気なうちに決め、準備をする人も増えております。もし、現在ペットを飼われているのであれば一度考えておくようにしましょう。

ペットの終活はいつから始めるの?

ペットの終活をした方が良いと思っていてもなかなか始めるタイミングやどういう進め方をしていいのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、ペットの終活を始めるタイミングや進め方について詳しく解説します。

ペットの終活を始めるタイミング

まず、ペットの終活を始めるタイミングですが、いつまでに始めなければならないという決まりはありません。ですが、早ければ早いほど良いでしょう。

理由としては、飼い主とペットどちらに何かがあった時に準備を早めにしておくことで対応がしやすくなるためです。また、ペットが病気になってからだと加入できるペット保険に制限があったり、保険料が高くなったりします。そのため、少しでも早く準備を始めることがおすすめです。

また、飼い主が病気になる場合も考えられます。そうなると、ペットの終活を進められなかったり、周りのご家族や友人にペットのことをお願いするのが難しくなります。引取先を決めることや、お世話の仕方について事前に理解をしていないと、引取先の人にとっての負担も大きくなります。

ペットの終活を進める6つのステップ

ペットの終活を始めるタイミングについては、前項で理解できた部分も多いのではないでしょうか。ここでは、実際にペットの終活を進めていくステップについて具体例を挙げながら解説します。

ペットの終活を進める6つのステップ

まずは、ペットのことについてしっかりと理解を深めて将来のことを考えます。具体的には、ペットの寿命や現在の健康状態を調べて理解しておきましょう。また、この際に飼い主の健康状態やいつまでお世話ができるのかなども合わせて考えるようにしましょう。

飼い主のご年齢や健康状態などにもよりますが、ペットより先に亡くなったり、さまざまな事情から飼えなくなってしまう場合も少なくありません。もし、そういったことが起こった際に、ご家族や友人に預けることができるのか、もしくはインターネットなどで検索して里親を探すのかなど決めていないと周りの人に負担をかける場合もあります。しっかりと信頼できる人に預けられる状態を作っておきましょう。

飼い主が先に亡くなった場合、誰に引き取ってもらうのか、お世話についての詳細などを遺言書に記載しておくことで引き取りやその後のお世話がスムーズにしやすく、周りの人の負担の軽減につながります。できるだけ細かく内容を記載するようにしておきましょう。

ペットの終活を何度も経験することはあまりありませんが、遺言書の作成に関しても同様です。初めて行う場合、当然分からないことも多いものです。終活カウンセラーや弁護士にしっかりと相談することでペットの終活がスムーズに進むことが多いです。

2〜4の項目に関しては、飼い主が先に亡くなったり、事情により飼えなくなった時に必要なことですが、もちろんペットが先に亡くなる場合もあります。その際に、なにも決めていない場合、亡くなった悲しみから思うように葬儀や供養が進められない場合もあります。どのように供養してあげるのかしっかりと考えておくと良いでしょう。

元気なうちに終活プランを全て決めておくと良いですが、亡くなるまでや飼えなくなるまでの間に状況が変わることも少なくありません。少なくとも年に一度、終活プランを見直し、必要に応じて更新できるようにしておきましょう。

終活の始めるタイミングや、進めるステップはきちんと理解しておくことで、何かあった際に飼い主やご家族をはじめとする全ての人にとって負担の軽減につながります。「まだ早い」ということはありませんので、早い段階からしっかりと考えておくようにしましょう。

ペットが亡くなるまでに準備しておきたいこと

ここからは、前述した「ペットの終活を進めるステップ」の内容のうち、ペットが先に亡くなる場合を想定して、準備しておいた方が良いことを詳しく解説します。

ペットの基本情報の整理

ペットの基本情報の整理にはさまざまな内容があります。平均的な寿命やかかりやすい病気、特徴などはもちろんですが、そのほかにも以下のような内容もあります。

例

・ワクチン接種歴や病歴

・アレルギー情報

・かかりつけ医の情報

こういった情報をきちんと整理しておくことで、病気や様子がおかしくなった際に、万が一、飼い主が離れているタイミングであっても、ご家族の方が対応しやすくなります。また、飼い主はもちろんのこと、動物病院としても処置をしやすくなります。

保険の把握

現在では、医療技術が高度になってきたことから、ペットの長寿化も進んでいます。その中で、手術や入院にかかる医療費が高額なものも出てきました。そのため、保険に加入しているペットも少なくありません。今どういった保険に加入しているのか、今後、医療費としてどれぐらい必要になりそうかなどを把握するようにしましょう。

また、現在加入している保険が適切ではない場合もあるかもしれません。保険の内容には大まかに以下のような項目があります。

例

・実際の治療費に対する補償割合

・通院時や入院時の日額上限金額

・通院時や入院時の補償限度日数

・手術費用に対する補償割合

・年間最高補償額

これだけではないですが、人と同じ様に他にもさまざまな項目があります。保険の種類が充実している現在では、特にどの保険がペットにあっているのかしっかりと確認して、必要であれば変えていくことも重要でしょう。

介護が必要になった際の対応

ペットも人と同様、年をとります。高齢になるにつれ日常生活がままならなくなり、介護が必要になる場合もあるでしょう。その際に、どういう対応をするのかあらかじめ考えておく必要があります。

一般的には、連れ添ってきた家族として最期までご自身でしっかりと世話をしたいと考える人も多いですが、それが適切なのか、または可能なのか客観的に見て判断をする必要があります。例えば、ご自身の仕事が忙しく面倒が見られない場合があるでしょう。他にもご自身の健康状態が思わしくない場合も考えられ、その場合、適切な処置ができず、思わぬ形で亡くなってしまうというケースもあります。

現在では、ペット介護士にサポートしてもらうという選択肢もあります。サポート内容にも以下のようなさまざまなものがあります。

例

・栄養管理

・排せつのサポート

・定期的な健康チェック

・投薬管理

・生活環境の管理によるストレス軽減

・飼い主への介護のアドバイス

ここでは、サポート内容の一部を紹介しましたが、動物病院やペットシッターなど施設によってサポート内容もさまざまです。ご自身でお世話をする内容とペット介護士に任せる内容を相談の上、決定することもできますので、まずは施設へ相談し、どのように介護をするのか決めておくと良いでしょう。

エンディングノート作成

人と同じく、ペットにもエンディングノートを作成し、記録しておくことで亡くなるまでのケアや何かあった際の対処についてスムーズに行うことができます。エンディングノートには以下のような内容を記載します。

例

・ペットの基本情報(名前、生年月日、種類、品種、性別、体重など)

・かかりつけ医の情報(獣医師の連絡先、名前、住所など)

・健康情報(ワクチン接種日、病歴や既往歴、アレルギー情報、服用中の薬)

・お世話の詳細(食事の種類や量・時間、トイレの場所、散歩の時間や頻度)

・生活習慣(屋内・屋外どちらで過ごしているか、起床・就寝時間、ルーチン内容)

・亡くなる時の対応(自宅で見送るのかどうか、葬儀や供養の方法)

・ペットとの思い出

エンディングノートは、関わる全ての人にとって役立つ情報を提供するものです。また、ペットの生きた証ともなるものです。できるだけ事細かに内容を記載しておくことで、健康の維持につながったり、亡くなった後の飼い主や家族の心のよりどころになるでしょう。ペットを飼われておられるのであれば、しっかりと記載することをおすすめします。

葬儀・供養の方法

ペットの葬儀は、飼い主とペットの絆を大切にし、亡くなったペットを見送る大切な儀式です。ここでは、葬儀の方法について大きく3つに分けて解説します。

葬儀の方法

ペットの合同火葬とは、一度に複数のペットを一緒に火葬することです。特徴として、合同で行うため費用が抑えられる反面、複数のペットの遺骨が混ざってしまうため、遺骨が飼い主に戻ってくることがないという内容があります。ただし、考え方の一つとして複数のペットと一緒に火葬することで寂しくないという考え方もあります。

ペットの合同火葬を行った後は、他のペットと一緒に合同墓地などに埋葬されます。

ペットの個別火葬とは、1体ずつ火葬するタイプのことです。特徴としては、個別での火葬となるため、遺骨を飼い主の元へ返却することができることがあります。そのため、遺骨を自宅に安置したいという方や、お墓を作ってしっかりと供養してあげたいという方に向いています。

しかし、合同火葬と比べ費用が高くなるため、あらかじめ資金を準備しておく必要があります。また、個別火葬には火葬業者に遺体を預けて、火葬、お骨上げまでを全て任せる一任個別火葬と、火葬に立ち会い、飼い主がお骨上げをする立ち会い火葬の2種類があります。

訪問火葬とは、火葬の設備を積んでいる車が自宅まで来てくれて、火葬する方法です。大きな特徴として、24時間対応してくれるケースが多いことが挙げられます。忙しい方やなかなか時間を作れない方、ご自身で火葬場に行くのが難しい方にとっては、とても便利な方法です。

ただし、住宅地で火葬することをよく思われない方も少なからずおられます。近隣トラブルなどを避けるためにも火葬する場所を事前に考えておくと良いです。

また、供養にもいくつかの方法があります。大きく3つに分けて解説します。

供養方法

手元供養とは、言葉の通り自宅でペットを供養する方法です。手元供養をする場合、骨壷は火葬業者が用意してくれますが、供養するための祭壇や、位牌、その他のアイテムはしっかりと準備しておくことが必要です。

また、現在では遺骨の一部を砕いて小さくしたものをアクセサリーの中に入れて常に身につけておくアイテムなどもあります。

ペットの供養をご自宅の庭などで遺骨を埋葬して行う方法もあります。この場合、お墓を作ることも可能です。人の場合、墓地としての許可を得た場所でしか作れませんが、ペットの場合は許可がなくてもお墓を作れます。公共のペット墓地が遠い場合や、近くでお墓を作って供養したい場合に良いでしょう。

ペットの納骨堂も存在します。通常のお墓と大きく異なる点として、屋内にあることや比較的費用が安いことが挙げられます。タイプとしては、コインロッカー型と棚型の2種類に分かれることが多いです。どちらも個別に区切られており、区画内に骨壷やお供物、写真を飾って供養できます。

ご検討される際には、年間管理費がかかることがほとんどなのでサービスに見合っているか、参拝できる時間帯がご自身の生活に合っているかなどをしっかり考えるようにしましょう。

飼い主が先になくなる可能性がある時にしておくこと

ペットが先に亡くなる場合について、前述しました。ここからは、飼い主が先に亡くなる場合の想定をして、準備しておくことを詳しく解説します。

遺言書の作成

ペットの遺言書には、以下のような内容を記載しておくと良いです。

例

・ペットを引き渡す相手

・ペットに残す遺産について

・引き渡す相手に渡す遺産について

ペットの遺言書には、このような内容を記載することが多いのですが、すぐに作れるわけではありません。まず、自身の死後、ペットのお世話をしてくれる人を決めなければなりません。ペットのお世話をするのは簡単なことではありませんし、相性などもあります。前提として、飼い主だけではなくペットとの相性もよくなければお世話を引き継ぐ方の大きな負担となってしまうでしょう。

ペットのお世話を任せたい方が決まれば相手の了承を得る必要があります。その際には、お世話の方法だけでなくかかる費用についての話し合いも必要です。特に現代ではペットの医療費も入る保険や必要な治療によって異なります。また、供養の方法によっても費用は大きく異なります。それらの内容をしっかりと話し合った上で金額が最終的に不足してしまわないように金額の設定を行い、決めておきましょう。

上記の内容が整えば遺言書の作成に移ります。遺言書をきちんと作成しておくことで飼い主が亡くなった後でも、法に則り、引き継いだ方の負担も少なくお世話をしてもらうことができます。

遺言書の作成について、不安な方は行政書士など専門家に相談してみると良いでしょう。

お世話の仕方

飼い主が亡くなった後、お世話を引き継いでもらう人が必要です。スムーズにお世話を引き継いでもらうためには、ペットの基本情報(寿命やワクチンの接種歴など)や散歩の時間、普段食べているもの、性格などお世話をする上で理解しておくべきことを伝えておかなければなりません。伝えずに引き継ぐことで引き継ぐ人とペットの関係性を一から築かなければならず、苦労することが多くなります。

これらのお世話の仕方をしっかりと引き継ぐことで、ペットに余計なストレスを与えずに過ごしてもらうことができたり、引き継ぐ人としてもお世話がしやすく、ストレスの軽減やペットへの更なる愛情につながりやすいでしょう。

また、可能であれば飼い主が生前のうちに一緒にお世話をしてみておくことで、お互いの距離が縮まり、よりスムーズに引き継ぎもできます。

里親探し

ペットを引き継ぐ人が周りにおられない場合もあります。例えば、ご家族が仕事で忙しい、アレルギーがありお世話することができない、住んでいる物件の状況からお世話できないなど、飼い主やお世話を引き継ぎたいと考える人の意思とは別の理由から引き継ぎできない場合もあります。そのような可能性がある時には、代わりに引き継いでくれる人を探しておかなければなりません。

里親を探す方法にも様々な方法があります。例えば、知り合いやかかりつけ医に声をかけたり、SNSで呼びかけたり、チラシを近隣のお店などに置いてもらうなどの方法があります。どの方法を利用しても時間がかかることが多いです。また、そのような方法の場合、飼い主との関係性も薄く、引き継ぎをお願いするかどうかの判断をするまでに時間が必要です。

ペットの里親を探す場合、飼い主がしっかりと信頼できる人でない場合、思うようにお世話をしてくれなかったり、お世話の仕方を間違えたりする場合もあります。里親に出すことをご検討される際は、しっかりと信頼できる人に任せるためにも、早い段階から探しておくことをおすすめします。

ペット用の財産管理

ペットを引き継いでから、色々なものに費用がかかります。例えば、毎日の餌代、医療費、トリミング代やペットの種類によっては、洋服代やドッグラン代、電気代などがあります。特に、医療費は前述した通り、保険料や手術代、通院代など高額になるものが多いため、しっかりと予算に余裕を持っておくべきです。ギリギリの予算で考えていても、将来何が起こるかわかりません。予算が足りなくなった場合、引き継ぐ人に負担がかかります。そうならないためにも予算には余裕を持っておきましょう。

また、きちんと予算をペットのために使ってもらうために、遺産相続に負担付死因贈与や負担付遺贈を設定しておくと良いでしょう。負担付死因贈与や負担付遺贈とは、飼い主が亡くなった後、ペットのお世話をしてくれることを条件に、引き継ぐ人に対して財産の一部を贈与したり、遺贈することです。これを設定しておくことで、贈与や遺贈を受ける代わりにペットのお世話をすることが義務付けられます。

飼い主が亡くなった後もペットに幸せに暮らしてもらうために、守る環境をつくってあげるのも良いでしょう。

ペットの終活をするメリット

ペットの終活をする上で必要なことについて詳しく解説しました。では、実際にペットの終活をしておくことでどのようなメリットがあるのか解説します。

ペットの終活をするメリット

ペットとの時間を有意義に過ごせる

ペットの終活をすることで、ペットあるいは飼い主の死に備えることができます。いつか必ずその時は訪れますが、事前に準備をしているかどうかでこれからの過ごし方も、失った後の過ごし方も変わってきます。

ペットの最期、または飼い主が一緒に過ごせる最期をきちんと考えておくことで、一緒に過ごす時間を大切にしようと考えやすくなります。一緒にする散歩やじゃれあい、お祝いなど1日1日の時間が特別なものになり、より絆が深まります。

失った後、ペットロスが長引きにくくなることもあります。ペットロスが長引く原因として「もっとこうしてあげたらよかった」といった後悔があります。きちんと最期を考えて一緒に過ごすことで後悔のないような過ごし方ができやすくなり、ペットロスを軽減することにつながります。

経済的に計画が立てられる

ペットの終活をせず、急な最期を迎える場合、想定外の出費につながります。ペットが先に亡くなる場合、葬儀や供養にお金がかかります。飼い主が最期を迎える場合でも、亡くなった後にお世話にかかる費用を準備しておかなければ、引き継ぐ人に負担がかかったり、最悪の場合、引き継ぎをしてくれる人がいないこともあります。

予算に余裕がない場合、納得のいく見送り方ができなかったり、安定した生活を担保してあげることができず、後悔する場合も少なくありません。元気なうちから少しずつでも予算を蓄えておくことで、万が一の際にも希望通りの対応がしやすくなり、後悔をする可能性も減るでしょう。飼い主としても、ペットとしても最期まで幸せでいるためにしっかりと準備しておきましょう。

ペットの終活をする上でのポイント

思い出をたくさん作っておきましょう

命があるものには、必ず最期があります。時間は有限ですので、一緒に過ごす時間をどのように送るのかも重要です。振り返った時に、幸せな思い出が多い方が飼い主としても、ペットとしても幸せな気持ちになり、感謝できるでしょう。

例えば、毎日同じコースを一緒に散歩すること、誕生日や初めてできたことをお祝いすること、一緒に遠くに旅行に行けたことなど思い出の作り方は様々です。飼い主とペットにとって楽しめる思い出を一つでも多く作っておきましょう。楽しい思い出がたくさんあることで、ペットロスの軽減にもつながることや、幸せな気持ちになることもできます。

また、その中でたくさんの写真や動画を残しておくのもおすすめです。一緒に過ごした思い出を写真や動画として形に残しておくことで、思い出として長く残ります。実際、亡くなった後に写真や動画で残しておけばよかったという人も少なくありません。心の癒しにもなるのでしっかり残すようにしましょう。

ご家族と相談しておきましょう

飼い主が先に亡くなる場合、最初に引き継ぎを考えるのはご家族の場合が多いです。

その際に、家族だからといって必ずしもお世話について同じ考え方をしているとは限りません。例えば、ペットが歳をとり介護が必要になった時に、飼い主は最期まで面倒をみてほしいと考えているかもしれません。しかし、ご家族は仕事や家庭の状況でお世話が難しかったり、きちんと専門の方に介護を任せたいという点から、介護ホームに任せたいと考えている場合もあります。

また、葬儀や供養についても同様です。例えば、飼い主は個別火葬を行い、自分と同じお墓に入れてほしいと考えるかもしれません。しかし、ご家族はペットが寂しくないことや費用が抑えられることから合同火葬を行い、納骨堂に遺骨を納めて管理をしてほしいと考える場合もあるでしょう。

このように、ペットを大事だと考える気持ちは同じでも、今後についての考え方が同じとは限りません。飼い主だけでなく、ご家族でも「ペットの最期について考えたくない」という人もおられるかもしれませんが、大事なペットだからこそ、元気なうちにきちんと話し合った上で、向き合い方を納得する形で決めておくことが重要です。

ペットの終活に関する情報を集めておきましょう

ペットの終活は、何度も何度も経験するものではありません。また、普段から考えていることが少なく、知らないことが多いです。介護が必要になってから、ペットが亡くなってから、と考えていると後々、「こういう方法もあったのか」「こうしておけばよかった」と後悔することも多くあります。

終活を行う上で、しておいた方が良いことはたくさんあります。知らないからこそしっかりと調べて、情報を集めておくことが重要です。

情報の集め方としては、ネットなどで調べることはもちろんですが、他にも動物病院や介護サービスなどの専門家に相談をすることや、ペットの終活を経験したことがある人に聞いてみることなどがあります。自分で調べるだけでは想定していなかったことも多くでてくるので、知識のある人に聞くのもおすすめです。

ペットの終活でしっかりと準備をしましょう

本記事では、ペットの終活について、進め方やメリット、ポイントなどについてまとめました。

ペットの終活を進める上で、考えておかなければならないことが多くあります。また、考えていく中でも周りの人と話し合いをしておくことも重要です。現在、ペットを飼われている方でまだ終活を始めることができていない方も多いのではないでしょうか。ペットの終活は飼い主にとっても、ペットにとっても、今後幸せに過ごしていくための準備です。後悔することがないようにしっかりと考えておきましょう。また、その際にわからないことや不安があれば専門家に相談するのも良いでしょう。

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監修者

海庵

僧侶でもあり、何度でもお墓の引っ越しができる「納骨堂転葬サービス」の会社、株式会社徳禅庵代表の海庵誠二です。お墓や終活、遺産整理に関するお役立ち情報を発信しております。


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