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メキシコの死者への弔いがかなり派手。でも気持ちは一緒。

コラム

以前のコラムでディズニーアニメのリメンバーミーについて書きましたが、実際のこのお祭りを少し詳しく書いてみたいと思います。

https://www.buzzfeed.com/jp/gabrielsanchez/this-is-how-people-around-the-world-honor-the-dead-1

メキシコのDia de muertosという名前のこのお祭りの最大の特徴は、このド派手なメイクが特徴です。
リメンバーミーという映画の舞台、そのものですね。

スペインの侵略?を受けてカトリックへの改宗が行われたことで日付が変わりましたが、現在は10月31日から11月2日までの3日間に行われます。
最初の2日は子供の魂を迎えるために、後半の2日は大人の魂を迎え入れる日となっており、真ん中の1日は子供も大人も両方ということのようです。
国民の祝日となっていますので、学校や職場も殆どが休みとなっています。

こんな祭壇が町中に飾られます。

Traditional mexican Day of the dead altar with sugar skulls and candles

オレンジのマリーゴールドが色鮮やかで日本とは大分雰囲気が違いますね。
お墓も飾り付けます。

マリーゴールドがここにもいっぱい。
マリーゴールドは死者を導く役割があるそうで、このお祭りには欠かすことができない存在です。
マリーゴールドの1つの花の中に20の花が詰まっているとされ、太陽の色と熱を込めていると信じられてきました。
この花は香りも強めなので、墓地の中はお花畑のような素敵な香りになるのでしょうね。

故人について静かに語り合う家族もいれば、お酒を飲みながら陽気に盛り上がる家族など、人それぞれ。
飲みながらでも、語り合いながらでも故人の名前を出し、そして盛り上がることが重要なのだそうです。
亡くなったことを思い出して泣くのではなく、ともに生きた時間を思い出して楽しく笑う。
明るく楽しい話と雰囲気で故人の魂を迎え入れようという考え方が独特ですが、私は大好きな考え方です。

この死者の日の重要なキャラクタ、カラベラも最初に見たときは怖い印象を持ったかもしれませんが、この話を読んだ後はいかがでしょうか?

日本とは全く違う風習が独特ですが、故人を想う気持ちは一緒。
悲しみで泣いていても人生は好転しませんので、故人との楽しい想い出を胸に、前向きに生きていきたいと思います。

私たち徳禅庵も故人と遺族の距離はあまり離れない方が良いと考えています。
物理的な距離が離れれば精神的な距離も離れます。
とはいえ現代に活きる私たちは引っ越しもあり得ます。

何度でも引っ越し可能な新時代の供養、納骨堂転葬サービス。
1度ぜひ、ご検討ください。

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