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新年を迎える前に、仏壇をきれいにしませんか?

コラム

そろそろ2021年も終わりですね。
コロナ禍でこの先どうなるのかがわからないと不安だらけだった昨年末に比べれば、だいぶ明るい兆しが見えてきているようにも思います。
来年こそはもっと良い年になりますように。

ということでこの年末に仏壇をきれいにして、晴れ晴れとした気持ちでご先祖様、大切な故人とともに新年を迎えませんか?

まず最初に仏壇に手を合わせて掃除をすることを伝えてください。
お線香を立てて、りんを鳴らしていつも通りに手を合わせてください。
そして部屋の窓を開けて空気を入れ換えます。
掃除中はどうしてもホコリが舞いますので、開けたままにしておいてください。
その後、仏壇に納められている仏具を全て取りだして掃除の準備をします。

この作業を始める前に写真を撮っておくのがおすすめ。
仏壇はいろいろなものをおいてありますので、後で戻すときに置き場所がわからなくならないようにするため、です。

ではいよいよ、きれいにしていきます。
仏壇の内側をまずは掃除します。
仏壇は傷つきやすいので、“毛払い”という柔らかい毛でできた道具を使ってホコリを取ると良いですよ。
その後、乾いた布で優しく拭き掃除をします。

この拭き掃除をするときの注意があります。
から拭きで行うこと、です。 仏壇は湿気を嫌いますのでから拭きなのですが、どうしても落ちない汚れがある場合は、固く絞った水拭きもアリですが、その後すぐにから拭きをしてしっかりと乾燥させるようにしてください。
水分が残ると、カビの原因となります。
また、洗剤などは使わないようにしてください。

次は外側。 こちらも同じく柔らかい布でから拭きしてください。
金箔や金粉、彫刻などの装飾がある部分は触れないようにしてください。剥がれてしまう可能性があります。

最後に専用のつや出しクリームがありますので、これで美しく仕上げてください。
次は取りだした仏壇の中のものです。
これも同じく、柔らかい布でから拭きが基本です。
真鍮製の仏具が黒ずんできている場合は、真鍮磨き用のクリームで磨いていただければピカピカになりますよ。

磨き上げた後は写真を見ながら元に戻して、最後に線香を立ててりんを鳴らして手を合わせ、掃除が終わったこと、今年もありがとうという感謝の言葉を伝えてお掃除は終了となります。

また、できれば年内にお墓もきれいにしておきたいですね。

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仏壇を掃除しながら、“あぁ、しばらくお墓参りに行けてないなぁ”と思った方はぜひご検討ください。

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